北欧の国、フィンランドが世界に誇るものにテーブルのオシャレを演出する「食器」があります。
2020年5月14日(木)22:30~、NHKで放送された「世界はほしいものにあふれている」でも紹介されましたが、フィンランドでは「ARABIA(アラビア)」と「iittala(イッタラ)」という食器の2大ブランドがあり、いずれも世界中のファンをとりこにする人気ブランドです。
当然、日本にも多くの根強いファンがおり、日本の食卓を優雅に、華やかに、遊び心を持って演出しています。
それでは、ここからはこの2大ブランドの商品についてご案内します。
ARABIA(アラビア)
アラビアは、1873年にフィンランドのアラビア地方で創業されたテーブルウェアのメーカーです。
アラビアの食器は、いくつかの種類(シリーズ)に分かれていますので、以下のとおり主だったものを紹介します。
Paratiisi(パラティッシ)
1969年、ビルガー・カイピアイネンによって発表されたパラティッシシリーズ。
特徴としては、流麗なラインで描かれた果実やお花がとても魅力的に描かれています。
ちなみに、パラティッシとはパラダイスを意味しています。
Esteri(エステリ)
フィンランドの独立100周年を記念とした「Esteri(エステリ)」は、白×ネイビーの配色、花をモチーフにした絵柄が上品さを醸し出しています。
ちなみに、もともとアラビア工場の100周年を記念として、1973年、装飾デザイナーのエステリ・トムラ(Esteri Tomula)がデザインしたものでしたが、新シリーズとして復刻されたものです。
24hシリーズ
この「24h」シリーズは日本でとても人気があります。
「24h」の意味は、朝から晩まで24時間活躍するということで、特徴としてシンプルであり機能的なデザインが施されています。
MOOMIN(ムーミン)
日本でもお馴染みのムーミンは、フィンランドの人気キャラクターです。
ムーミン一家をはじめ、スナフキンやミーなどもモチーフにした可愛いさが溢れるマグカップです。
iittala(イッタラ)
イッタラは、1881年にガラス製品製造メーカーとして創業されました。創業当時、イッタラの高品質のガラスは「特別の輝きを持つ」と言われて多くのファンを引き付けていました。
現在は、テーブルウェアのブランドとして世界の人々に愛されています。
Kastehelmi(カステヘルミ)

eema(ティーマ)
1952年にカイ・フランクがデザインしたティーマシリーズは、シンプルでモダンなデザインが特徴です。
また、機能性と耐久性にも優れ、電子レンジ・食洗機・オーブンに対応しています。
Kartio(カルティオ)
カルティオは、1958年、カイ・フランクがデザインしたシリーズのグラスです。
シンプルなデザインですが、上品さも兼ね備えた仕上がりとなっています。
最後に
北欧の国、フィンランドが世界に誇る「食器」。
どの商品も、遊び心とセンスがうかがえる品物ですネ。
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